ヴェーダの知識では、「人生の目的は幸福の拡大」と言われています。
私たちは自身の幸福を拡大していき、そこに生きる意味もあるということですが、
昨日ある方とお話ししていてなるほどと思ったことがありました。
その方は知的でお仕事の能力もあり、柔らかい感受性をもつステキな女性ですが、お仕事を頑張りすぎて疲れてしまい、幸福を感じられない状態になっていました。
そんな中でTMを習われたのですが、
…産業医の先生に「幸福になるために生まれてきたんですから」と言われたけどそれはプレッシャーに感じるだけでした。
ヴェーダは優しいですね、「幸福の拡大」だといいなぁと思います …
とおっしゃっていました。
私はすぐにはその意味がわからず、聞き返してしまったんですが、
「幸福になるために生まれてきた」
と
「人生の目的は幸福の拡大」
は似ていますけど、その方にとってはずいぶん違うニュアンスだったようです。
「いま幸福ではない」と感じている方にとって
【幸福になるために生まれてきた】
は、
「私は幸福ではない、生まれてきた価値がないのでは?」という気分になってしまいます。
【幸福の拡大】
ですと、「いまは幸福でなくても、少しずつ、より幸せになっていくんだ」
というように感じることができます。
似た言葉でも、受ける印象が違うということの勉強になりましたし、ヴェーダの知識は本当に肯定的なんだなぁと改めて感じました。
人生にはいろんな時期があるので、「私は幸せではない」と感じる時期は誰にでもあると思います。
そんなときに「これから少しずつ、幸福を拡大していこう」と思うことができたら少し道が明るくなりますね。
TMを習われた方はみなさん幸福を拡大されています。
その過程を近くで見ることができるので、TMインストラクターという仕事はとてもラッキーな仕事です😊