比叡山延暦寺に初めてお参りしてきました。
神戸から日帰りで行けるところなのに、なんとなく遠く感じていて今まで行かなかったのですが、
意外と近い！
延暦寺さんに行くには近江坂本（滋賀県）側からと京都側からと両方のルートがあります。
どちらもケーブルカーやロープウェイを使うのですが、神戸からだと近江坂本側からの方が時間的にも早く、乗り換えも少なくてラクです。
三宮から新快速直通で、近江坂本まで1時間ちょっとでした。
ケーブルカーで山上まで上がると、琵琶湖がとてもきれいに見えます。
根本中堂は10年ごしの改修中でしたが、改修の様子を拝見することができて、とても興味深かつたです。
お坊様が護摩を焚いていらしたのがとても美しい光景で、思わず「世界平和」を祈願して護摩木を奉納してきました。（1本300円ほどです）
そして、どうです？
このキャラクター⁉️
「しょうぐうさん」という名前の由来は、「一隅を照らす これすなわち国の宝なり」という開祖 伝教大師さまのお言葉だそうです。
一人一人がその場で輝くことで、世界が明るくなるという考え方は、とっても現代的ですよね？
超越瞑想にも通じるところがあります。
このしょうぐうさんのキャラクターがあちこちにいて、とってもかわいいのです。
お寺やホテル、観光地のブランディングがうまいかどうかは、だいたいショップを見ればわかりますが、延暦寺さんのショップはとても魅力的でした。
「オリジナル」とか「ここでしか買えない」グッズがどれもいいんです。
たねやさんとのコラボの「叡山ふくみ天平」
「延暦寺限定」としっかり書かれています笑
一澤帆布さんとのコラボの梵字柄のバッグ。
など、目移りしてしまいます。
ふだんお土産物屋さんでは、何も買わないことも多いんですけどね💦
迷った末に、梵字柄のトート（小）を買ってしまいました。（梵字＝サンスクリット文字です）
こんなに買ってしまいましてん😅
お昼は延暦寺会館で精進料理の定食。
2200円とリーズナブルなお値段です。
延暦寺会館には宿泊もできて、琵琶湖側のお部屋からは琵琶湖や夜景が見えるみたいです。
お寺さんのブランディングは、ブランドがしっかりしているので簡単なようでいて、「押しつけ」や「上から」になりがちかと思いますが、
延暦寺さんのブランディングはコンセプトが「一隅を照らす」なので、説教臭くならず、一人一人を大切に考え、それによってより明るい社会を作ろうという精神が全体的に感じられてとてもいいなと思いました。
ショップの店員さんや説明をしてくださるお坊さん、食堂の方、御朱印を書いてくださる方など、参拝者（お客さん）と接する方々がみなさん穏やかでよい感じであることからも、ブランディングや教育が行き届いていることがわかります。
帰りは京都側に下りて、神戸まで帰りました。
違う道で帰れるのも楽しかったです。
琵琶湖と京都のどちらからも上れる立地、伝教大師さまは良い場所を選ばれたんなだなと思いました。
根本中堂の修復が完成する令和９年以降に、また行きたいなと思います💓
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