「旅行が好き」というと、「どんな国に行きましたか？」と聞かれることがあります。
もしくは「今まで何カ国に行ったのか？」とか。。
何カ国に行ったか？は数えていないのですが、トランジットでなく一泊以上滞在したのは…
イギリス、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、オランダ、ベルギー、フランス、ドイツ、スペイン、アンドラ、ポルトガル、イタリア、スイス、ギリシャ、ハンガリー、チェコ、ロシア、トルコ、モロッコ、中国、タイ、インド、パキスタン、スリランカ、ネパール、マレーシア、香港、インドネシア、韓国、ロタ、アメリカ合衆国、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、パラグアイ
です。
若い頃はいろんな場所に行き、いろんな場所を見たくて、一生のうちにどれぐらいたくさんの国に行けるのかしら？と考えていました。
世界一周をした人の話を聞くと、すごいなぁと思っていました。
でもそのうちに、「世界一周」ってどういうことだろう？と考えるようになったのです。
たとえば全ての国の入国スタンプをもらったとしたら、それは世界を一周したことになるのでしょうか？
その国に「行った」と言えるのはどんなレベルなんだろう？とも考えました。
たとえば外国の人が日本に来たとします。
東京に二泊して出国したとしても「日本に行った」とは言えますが、日本人の私としては、それで日本に行った、日本を見たと言ってもらうのもなぁ…と思うわけです。
日本にはキョウトもマウントフジもあるし、ニッコウもあるのに、東京だけ？？
とすると、私たちがパリだけに行ってもフランスを見たことにはならないし、ロンドンだけ行ってもイギリスを見たことにはならないわけです。
その国に「行った」といえるのがどのレベルなのか？はいまだにナゾですが、結局のところ、深く知りたいのか？、たくさん行きたいのか？という選択になります。
「何カ国に行った」という楽しみ方もあるけど、「あの国のことはよく知っている」という楽しみ方もあるわけですね。
そこで私は早めに世界一周の夢はあきらめて、たくさんの国に行くことより、ほんとうに行きたいと思うところに行こうと考えるようになりました。
旅のしかたはいろいろですね。
