数年前のいまごろ、イギリス、ヨークシャーのハロゲイトに行きました。
長年行きたかった場所だったのです。
「アガサ、愛の失踪事件」という映画は実際にあったアガサクリスティの失踪事件をモチーフとしています。
ダスティンホフマン主演、1979年の古い映画です。
アガサクリスティとダスティンホフマンがどちらも好きなので、この映画が妙に好きでした。
とてもイギリス的な雰囲気も満載です。
ユーミンが「5㎝の向こう岸」という曲でこの映画のワンシーンをモチーフとしています。
アガサとダスティンホフマンがダンスをする場面ですが、「相手の方が5㎝も背が低い」のにとても印象的ないい場面なんです。
イギリスのハロゲイトという保養地が舞台。
いつか行ってみたいと思っていました。
行ってみるとこれまた素敵な小さい町で、古い美しい建物や公園、老舗のティールームなど、魅力的な場所がたくさんありました。
私はどこかに「行ってみたい」と思う気持ちがとても好きです。
行けたらラッキーだし、また、行ってみたいと思っていることで、何十年も経ってから実現することがあります。
でも行けなくてもいいのかなと思います。
「行ってみたい」と思うことが日々の豊かさにつながるような気がするんです。