Enjoy 瞑想ライフ

瞑想している日常と旅について書いています

巴水の増上寺

f:id:yumikoTM:20220204222722j:image

川瀬巴水のことを知ったのは、リンボウ(林望)先生の講演会でした。

f:id:yumikoTM:20220204222822j:image

ずいぶん前、2001年に「水辺の情景とジャポニズム」という浮世絵の展覧会が、ニューオータニ美術館で開催されて、「夕暮れ巴水」という川瀬巴水の画集の著者であるリンボウ先生が、講演をしてくださったのです。

 

巴水は明治16年に東京、芝に生まれた画家でした。

 

雪の日の増上寺(三解脱門)を描いた作品は、巴水の作品の中でもとても好きで、この葉書を大切にしていたのですが、改めて葉書の裏を見たら横浜美術館で購入したらしく、ニューオータニ美術館ではなかったようです。

f:id:yumikoTM:20220204223650j:image

浜松町に瞑想のセンターを持つことを考え始めたころ、増上寺に寄ってこの門を見ると、やはりとても心惹かれるものがあり、それはこの門の持つ力と、巴水の雪の日の絵の力と、両方なのかなと思いました。

浜松町駅近くの大門の交差点からすでにこの門が見えて、その向こうに東京タワーが見える風景は、現代と江戸が不思議に融合した美しいものです。

(巴水の描いた三解脱門は、写真の手前の大門ではなく、奥に見えます)

f:id:yumikoTM:20220205074839j:image

リンボウ先生の本で巴水を知ったころは、自分が浜松町に瞑想のセンターを持つとはまったく想像もしていませんでした。

いつか浜松町で雪の日があったら、真っ先に増上寺に向かいましょう❄️