北風と太陽のお話をご存知ですよね?
『旅人の上着を脱がせようと、北風と太陽が勝負をしました
北風は強く吹き付けたけど旅人は上着を脱ごうとせず、太陽が照らすと旅人は上着を脱ぎました』
というお話です。
どの職場でも、仕事のできない、もしくは仕事の遅い人はいますが、そういう人に「おまえはだめだ」「おまえは遅い」と言うとよけいに萎縮してさらに仕事ができなくなってしまいます。
怒鳴ったり怒ったりしている上司はそこんところをも少し考えたら?といつも思うのです。
親子でもそうですよね。お母さんが怒っていたら子どもは緊張して、普段できることもできなくなってしまいます。
それならなんでも「いいよ、いいよ」と言えばいいのかというとそうではなく、適切にアドバイスや指示を出して、成長を促す必要があります。
自分はいつも北風になってるなぁと思い当たる方は、その路線でがんばってもうまくいかないことを悟るのが賢明ですね。
結局は育てる側の余裕なんでしょう。
相手が自分の思い通りにならなくてもイライラしない余裕…
相手の反応を待つ余裕…
ゆっくりな成長を見守る余裕…
これらが自分にあるか?を時々チェックするのもいいでしょう。
余裕がないなぁとわかったら、瞑想したり早めに寝たりして、余裕を取り戻せばいいのです。
北風の人生は、あまり効率がよいとはいえません。
周りの人にとっての太陽になれるといいですね☀️