大晦日のロンドン、夕方にかけてどんどんお店が閉まっていきます。
驚いたことに地下鉄の駅も、突然閉まるのです。前もって告知されていなくて予測不可能💦
乗ろうと思っていた駅が閉まっていたら歩くしかありません。
大晦日の夜にはテムズ河畔で花火が打ち上げれることもあって、ホテルは大晦日だけ異常に高くてびっくりしました。しかもなかなか空いている部屋がない…
夕食に何か食べるものを近くのM&S(スーパー)に買いに行きました。ここも人でごった返しています。
瓶のシードルを買った私たちは、ホテルの部屋に栓抜きがなかったことに気づき、そしてスーパーにも栓抜きはなく💦
もう暗くなった舗道でなんとか栓を抜く方法はないものかと奮闘していました。
ガードレールの端にビンをコンコン当てたりしつつ…
そこへとても美しく着飾ったカップルが通りかかったのです。パーティーにでも行くような感じでした。
私たちの奮闘ぶりを目にして近づいて来たそのカップルの男性の方が「かしてみて!」と言ってビンを手に取ると、ポケットから栓抜きを取り出し、「シュポン!」と一瞬のうちに開けてくれました。
ビンの中から泡が溢れて男性のパリッとしたカフスを濡らします。
あまりに鮮やかな手捌きに私たちが慌てつつ「Thank you!」を連発すると、その美しい2人は「Happy New year!」と言って去って行きました。
一瞬の出来事でしたが、すべてが鮮やかで美しくて、忘れられない大晦日の思い出になりました💞
このブログを読んでくださっているみなさま、今年は大変お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください🎍✨