私たちは、自分に見えていることが真実だと思いがちですが、
実はそれは偏った真実、つまり間違ってはいないけど、それが全てではない…ということがよくあります。
このようなたとえがあります。
ある人が友人からバラの花束をもらいました🌹
その人は「まぁ!きれいなお花!」と言ってとても喜びました。
別の人が友人からバラの花束をもらいました🌹
その人は「まぁ、トゲだらけだわ、なんでこんなものをくれたのかしら?」と言いました。
これはたとえ話なので誇張されていますが、同じものでも見る人によって見え方が違うということです。
これは、見る対象のいいところを見るようにしましょうという話ではなく、実際にそう見えるという話です。
自分が変わると見える世界が変わると言われています。
自然に、見る対象のよい価値が見えるようになってきます。
瞑想を始めてすぐの方がよく、「景色がきれいに見えるようになった」とおっしゃいます。
これは景色の方が変わったのではなく、瞑想することによって、自身の知覚能力が変わったからなのです。